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収蔵品詳細

如意輪持経観世音菩薩(複製)ニョイリンジキョウカンゼオンボサツ フクセイ

種別
歴史 その他
年代
前近代 その他
地域
日本 北陸以外
収蔵施設
鳥越一向一揆歴史館

平成四年に複製を作成
この仏像は、斉藤昇家(現在北海道在住)に伝来するもので、国指定史跡鳥越城跡城主鈴木出羽守の守本尊という。
斉藤家は旧姓鈴木で、文久元年(1861)の「古渓九右衛門由緒書」によると、斉藤家は鳥越城で滅んだ白山麓一向一揆の大将鈴木出羽守の嫡子鈴木右京進の子孫という。鈴木家は、紀州雑賀一族の出身で、紀州では代々観音を信仰しており、守本尊は紀州熊野十二社の内一社にあったものを、紀州を立ち去る際に先祖伝来の尊像として持ってきたとしている。
本願寺門徒の信仰形成を知るうえでの重要な資料と思われる。

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