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収蔵品詳細

金板片キンバンヘン

種別
歴史 金工
年代
前近代 安土桃山
地域
白山市 鳥越
寸法
縦(最大長)2.08cm、横(上)1.99cm・(下)0.8cm、厚み(上)0.17cm・(下)0.23cm、重さ1.18g
収蔵施設
鳥越一向一揆歴史館

平成6年9月19日、鳥越城跡本丸跡北東域の井戸北側付近より出土
出土地点は、地山に盛土(約10cm)した上の堆積焼土から採取している。
延板状の金板を鋭利な用具によって切断している。
金の品位は1000分中899.6の純度である。
両面にはともに幅1.5mm前後を測る複数の筋状痕が認められる。
湾曲状の切断面は鮮やかな切り口を呈しており、また直角の一辺にはささくれたハネ状のケ所が認められる。短辺は若干歪みが生じているなど切断はあまりスッキリしていない。
出土状況から天正9年(1581)以後の所産のものと推測され、織田方に関連する可能性が極めて高い。

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